とにかく何も知らずに観始めたい「がっこうぐらし!」
アニメ「がっこうぐらし!」プライムにて鑑賞終了。
友人に、とにかく1話見て!と言われなければ、実写映画化の話題が無ければ、100%手を出さなかったと思われるアニメ…。
何が苦手って、キーヴィジュアルとタイトルフォント(文字デザイン?)がもうNG。
が!結論から言うと、すごく面白かった!!
友人の勧め方が素晴らしかった。
とにかく何も言うまいが、1話だけ耐えてくれ。と。
本作は確かに、なるべく情報を入れずに観るのがベスト!
勿体ぶらずに、1話でこういうアニメですよー!と明かしてくれるので、1話観てしまえばそこからはいくらでも話せるのだけど。
で、これは、
日常系ゾンビアニメね。
うん、新しい。
ゾンビ好きとしては、基本的にゾンビものはゾンビをネタにした人間ドラマだったりアクションだったりするわけで、純粋なホラー感は少ないジャンルだとは思ってる。
さらにいえば、ゾンビをホラーコメディですらなく、ラブコメにしたり、完全なコメディに寄せたり…意外性で攻めるゾンビものは、少し前に実写映画で流行ってたから新しくはない。
けど、やはり日本の萌え寄り日常系アニメ(漫画)とガッツリ組ませたってのが素晴らしい。
そして徹頭徹尾、その日常系とゾンビを同列で扱い続けるっていう。
混ざらないのね。
うん、混ぜなくて正解。
ゾンビの息抜きに日常系ではなく、日常系観てたらゾンビ出てきて、あ、これゾンビアニメだった!って思い出す的な。
しかも「ゾンビランドサガ」的なポップなゾンビではなく、マジゾンビ。マジで襲うし、マジで食う。意思なし。
感嘆符描いちゃう系の萌えテイストなのに、ゾンビストーリーはしっかりしてて、その発生要因も描き、伏線もちゃんと回収していくのがまた良い。
原作は続いているようなので、ぜひとも第2期を期待したい。
しかし、これは観て分かったけど、実写化はハードル高いと思った…。
なんせ、日常系アニメ×シリアスゾンビ、ってとこに価値があるわけだから、それをリアルな人間で価値あるものにするのは…難しいわな。
実写化作品、ちゃんと調べてないのでなんとも言えないけれど、キービジュアルでやっちゃった感は…かなりある…。